被灾シナリオに即した落桥防止システムに関する试験调査.doc

被災シナリオに即した落橋防止システムに関する試験調査
兵庫県南部地震による橋梁の被災経験を踏まえ、平成8年道路橋示方書の改訂では、落橋防止構造の機能の明確化が図られるとともに、その設計方法も見直されました。その一方で、東海地震や東南海地震等、今後発生することが想定されている巨大地震に関する調査が進められており、地震動の強さや断層のずれによって生じる断層変位、津波の規模等が予測されつつあります。このような巨大地震に対して橋梁の耐震安全性を確保していくためには、想定される外的作用に応じて適切に落橋防止構造による対策を行っていく必要があります。したがって、巨大地震の発生によって想定される力や変位の外的作用に対して、合理的に橋桁の落下防止の目標を達成できるような新しい落橋防止デバイスの開発が必要となっています。

道路橋：大地震後には、避難路・緊急輸送路として重要な役割→落橋という最悪の事態は避けなければならない1995.1.17
兵庫県南部地震
多数の橋が落橋フェールセーフ機能として落橋防止システムが設置される

大規模地震時にどのように破壊が進行し、落橋に至るのか？
メカニズムの解明・落橋シナリオの想定
合理的に落橋を防止できるデバイスの開発本研究に関連する論文
1)HYPERLINK"http://www.pwri.go.jp/team/taishin/themes/bridge-unseating_sub/10dds-unseating.pdf"1995年兵庫県南部地震で桁が落下した橋梁の被災解析：堺淳一、運上茂樹、第10回地震時保有耐力法に基づく橋梁等構造の耐震設計に関するシンポジウム講演論文集、（社）土木学会、pp.121-126、2007.2HYPERLINK"http://www.pwri.go.jp/team/taishin/theme.htm"戻る